ドキュメントを作ってみよう
2013年7月30日
さあいよいよインデザインで作ってみましょう。
まず仕上がりの大きさをきめます。
前に説明しました天地(上下)小口のどを(左右)決めます。もっと簡単にいうと、文字の入る位置を決めます。
文字が何ポイント(又はQ)で何文字になるのかあらかじめ決まっているのなら計算してみしょう。(1p=0.352mm 1Q=0.25mm)
4ポイント以下たと文字がかなり小さいので4ポイント以下は使わないようにします。
「10p(14Q)だと新聞の文字ぐらい」と覚えておくと目安になります。行送りは自動でとりあえず文字を入れてみましょう。
文字数が決まっていないのなら、何ページでおさめるのかを暫定で決めておきましょう。
印刷することを考えて、4の倍数で設定します。
何故4の倍数なのか。紙を二つにおってみましょう。そうすると、4ページになりますね。これが基準となります。5ページや7ページのような奇数になると紙を一枚差し込んだり、くっつけたりしなかければならず、印刷するととてもコストの高いものになります。プリンターですと1枚づつでも印刷は4の倍数と覚えておきましょう。
前に天地、のど、小口をとりましょう。A6などの小さい冊子なら気にならないと思いますが、A4やA3はここの余白がないと、間延びした印象になるので注意しましょう。文字の大きさにもよりますが、1行が長過ぎたると読みづらいので2段もしくは3段にします。段と段の間は狭すぎると読みづらくなるので注意しましょう。
段を作るときはボックス同士をつなげる方法のほうが扱いが簡単です。ここは適当な大きさではなくドキュメントに収まるボックスを作ります。ここを適当に作ってしまうと後で修正が大変になるのでなるべく端数の出ない数値でつくりましょう。
文字数が決まっていてあらかじめ段を自動で作り流し込む方法もあります。これはものちほど説明したいとおもいます。